ホロスコープの読み方・占い方 相性 恋愛 相性

シナストリー

シナストリーは二人のホロスコープを重ね合わせたものです。二人のホロスコープを基にしていますし、視覚的にも分かりやすい手法です。
シナストリーは自分の惑星が相手のどの惑星に影響を与えるのか、また相手のどの惑星から影響を受けるのかを、お互いの惑星間のアスペクトで見ていきます。

恋愛の相性

恋愛においての男女の役割は重要です。もちろんお互いのホロスコープを確認しなければならないのですが(相手にどのようなものを求めているのか)、男女の役割関係を確認することも大切です。
太陽、火星を男性の惑星、月金星を女性の惑星として見ていきます。それぞれの惑星が位置している宮(星座)も男性的なのか女性的なのかも(2分類ではなく)考慮します。それぞれの惑星間のアスペクトを確認して男女間の逆転が起こっていないかを見ることです。

仕事の相性

仕事の相性は主に水星で見ていきます。お互いの太陽や火星などの惑星にどのようにアスペクトをしているのか確認します。
恋愛をしている二人でも仕事の相性っぽいという関係もあります。

シナストリーの注意点

アスペクトのオーブは通常のもの(個人のホロスコープを見るのと同じ)を使用しますが、シナストリーだけの特別なルールがあります。

オポジション

惑星の組み合わせによってはオポジションは良い意味になります。オポジションはお互いの惑星が真反対に位置しているのですが、恋愛では「違うからこそ引き合う」ということがよくあるものです。また「彼だから受け入れられる」ということもあるでしょう。オポジションが必ずしも悪い組み合わせではないことは注意しておかねばなりません。

コンジャンクション

引き合っている相性です。個人のホロスコープではネガティブに働く場合もありますが、シナストリーでは強烈に引き合うことになります。

土星とのアスペクト

土星は責任感と継続の星です。お互いの関係が継続するのかどうかの鍵を土星は握っています。コンジャンクションは重要です。

天王星とのアスペクト

個人のホロスコープでは天王星のスクエアはポジティブに働くことが多いようです(ポジティブに活用できる機会を目指すべき)が、反逆的、反体制、変化革新という天王星の意味は恋愛など関係を長続きさせる上では不向きです。
ただし次の理由で天王星のアスペクト重要視しすぎる必要はありません。

天王星以遠の惑星とのアスペクト

天王星以遠の惑星同士のアスペクトは考慮しません。同じ学年の人なら土星以遠の星はほとんどがコンジャンクションになってしまいますし、各惑星に対してのアスペクトは本人のホロスコープと同じになります。
天王星以遠の惑星に対してはオーブを狭く取るべきです(個人的には天王星以遠の惑星のアスペクトはほとんど考慮していません)。

とのアスペクト

月は2時間に約1度移動しますのでアスペクトを考慮する場合は注意が必要です(実際は相手の月とのアスペクトは見られない場合がほとんどです)。