ホロスコープの読み方・占い方・解釈、星占い講座

ホロスコープと星占い

持っている力にエネルギーを注ぎましょう

短所に注目し、それを直そうと努力することは、できないことにエネルギーを使おうとしていることです。それはとてもストレスです。ホロスコープはあるべき自然な姿ですから、どの方向にエネルギーを使えば幸せになれるのかを教えてくれます。
星占いの本で、例えばこのように書かれたことを見たことはありませんか?

「あなたは行動力がありますが、せっかちなところがあります。落ち着いて、ものごとを考えてから行動しましょう。」

それは正しいアドバイスのように思えます。しかし、ホロスコープは私たちのあるべき自然な姿ですから、例えば上記のような人は行動力を発揮することが自然な姿であり、行動力を発揮することがこの世で存在する意義です。従って、落ち着いてものごとを考えてから行動するのはストレスで、その人らしくない、(それを強要するのは人格の否定)ということになります。

多様な価値観と中庸

人類はひとりひとり違うホロスコープを持った人間の集合体です。しかし私たちは社会秩序という名の下にさまざまな制度を作ってきました。また、家族、学校、会社など集団が乱れないように、一般的という概念を作り上げました。
上記の例なら「行動力を控えて、中庸になりましょう」と言うようなものです。
しかしホロスコープは私たちが今築いている社会制度を考慮して作り出されたものではありませんし、一般常識を基に作られたものでもありません。
世の中にはいろいろな人がいて、いろいろな価値観があって、いろいろな役割があります。その役割を知り、自分、他人はどのような役割を担っているのかを知ることが星占いをする意義でもあります。多様な価値観を認め、みながそれぞれ不可欠な役割を分担しているということを、星占いは教えてくれるのです。

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