金貨エース

タロットカード金貨エース

金貨エースの物語

あれから長い長い歳月が流れました。
毎日毎日草花の手入れをし、来る日も来る日も庭園の管理をしながら、そしていつも遠くの山を眺めています。

そんなある日、一枚の金貨を差し出されました。あなたはそれを見て、今まで自分がしてきたことに気づきます。

「以前はあの山を乗り越えられなかったけど、あれからたくさんのことを積み重ねていたんだ」

差し出された金貨は、毎日の積み重ねを自信へと変えました。単調に思えた日々の努力は無駄ではなく、辛抱強く関わればきれいに花が咲き、実がなることを体験していたのです。

あなたは立派に育てた薔薇の門をくぐり、遠くの山に向かって旅立つことにしました。

 

金貨エースのカードの意味

 

金貨の物語は棒、聖杯、剣の物語で経験してきたことを基に、新しいことにチャレンジし、夢と理想を実現させる物語です。その過程で自分の存在意義や社会との関わり方、貢献の仕方を学びます。
金貨はあなたが経験したこと、積み重ねて手に入れたものを表します。

 

金貨エースのカードの教え

何事も一朝一夕には成し遂げられません。やると決めて取り組むことはやり続けることを覚悟することと同じです。まったく成果がないように見えても、蒔かれた種が土の中で根を張るように、見えないところで少しずつ成長しています。それを信じて地道に取り組むことです。

根を張ることは土台作りと同じです。
土台がしっかりしていれば、どれだけ高く積み重ねても、大きな困難が襲いかかってきても、揺らぐことはありません。成果を焦らず、まずは土台をしっかり固めることです。

土台を固め、成長し、成果を得たら、次は広げていかなければなりません。草花が毎年種子を飛散させるように、自分の分身を新たなところで根付かせるのです。
夢や理想を実現させるための能力は、他の分野でも必ず役に立つものだからです。

【金貨エース】はのカードは辛抱強く取り組めば成果は得られることを、成果が得られたら次のステージへチャレンジする必要性があることを教えてくれます。

 

棒・聖杯・剣・金貨 四つのスート
私たちの感情や行動を大まかに四つに分けたものがスートです(スート=suit(揃っている)複数形がスーツ) スートのイメージを自分に定着させることがタロット占い上達の第一歩です。 エースのカードを比較してスートの基本を考えてみましょう。 手元

 

気づきのヒント

正位置

地道な努力は少しずつ積み重なり、力になります
  • 辛抱強く取り組めば、成果は得られます。日常の努力を積み重ねましょう。
  • 地道な努力の積み重ねは自分の土台を作ります。土台がしっかりしていれば、ブレることはありません。
  • やり残していることがあれば再チャレンジしてみましょう。知らない間に、以前よりも力がついています。

 

金貨エース(逆位置)

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