ホロスコープの読み方・占い方 ハウス

ハウスシステム

12分割の方法はたくさんあり、代表的なのはプラシーダス、コッホ、イコールのシステムです。現在は最も新しいコッホを使うことが多いようです。

ハウスシステムによる違いの注意点

使用するシステムによりハウスの境界線(カスプと言います)は変わります。

資料2(Chart H-1)を見てください。     資料2(PDF形式)

木星はコッホでは2ハウスですが、プラシーダスでは1ハウスです。また、3ハウスの境界線はコッホでは山羊ですが、プラシーダスでは水瓶です。インターセプトの宮(星座)、ハウスも変わってきます。
イコールは各ハウス30度で一致していますが、10ハウスの境界線とMCが一致しません。

同じ日時、場所のホロスコープでも、使用するハウスシステムによって惑星が入室するハウスは変わってきます。

時期を見る場合のハウスイングレス、インターセプトの解釈などで注意する必要があります。

プラシーダス、コッホのハウスシステムはアセンダント、MCは一致します。従って、どちらのシステムを使用しても1,4,7,10の境界線は変わりません。

出生時刻が不明の場合

ホロスコープはその時刻・場所での惑星の位置を視覚的に表しています。
日の出前なら太陽は1ハウス、正午過ぎなら9ハウス、日没直後なら6ハウス、日付が変わる直前なら4ハウスに入室します。(出生時刻でおおよそのハウスは特定されます。)
出生時刻が不明の場合はハウスは使用できません。
(対面占いではソーラーサインシステムで作りますが、ハウスの解釈はしません。)