カードの並べ方
タロットカードの並べ方の手順に決まりはありません。
ここでは私が対面占いで実施している方法をご紹介します。大切なのは自分がしっくり来ることと、毎回変えないことです。
並べ方の手順
- タロットカードを相談者さんの前に置き、左手を添えて念じてもらいます。
- テーブルに広げて(裏面で)かき混ぜます。
- 手元でそろえます。
私は不器用なので最後に立てなければそろえることができません。その際カードの絵が見えてしまいますので相談者さんの方に表面を向け、相談者さんに目を閉じていただいています。
- そろえたカードを相談者さんの前に縦にして置きます。
その際、相談者さん側がカードの上側なのか、下側なのか(表裏ではない)を決めておきます。
- 相談者さんに左手で3つの山に分けてもらいます。分けた山はどこに置いても構いません。
- どれかひとつの山を上下が逆さまになるように180度回転させてもらいます。(どちらの手で実施しても構いません。)
- 3つの山をひとつにまとめてもらいます。
(3つの山の順番は最初と変っても構いません。また、どちらの手で実施しても構いません。)
- 山の上下を確認し(4.で決めた状態によります)、スプレッド(並べる形)に従って7枚目ずつを裏にして置いていきます。
11枚を超えるスプレッドは状況に応じて5枚ずつなどにしていきます。
補足
実際はこの手順の前に、相談内容を聞く・展開を考える・象徴カードを選んでもらう、の3つの手順が入ります。
1,5,6,7以外の手順は全て占い師が行います。(1〜7までを相談者さんに実施してもらう占い師もいます。)
2. トランプのようにカットする(切る)、シャッフル(かき混ぜる)とカットを組み合わせる占い師もいます。
7. 7枚目ずつ置く理由は象徴カードを採用すると11枚展開すれば最後のカードが最終カードになることと、5〜7の手順の効果を出すためです。
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