世界のカードの教え
自分の個性＝ネイタルで生きることが存在意義
私たちはネイタルという個性を持って生まれます。それぞれのネイタルは違う役割を持っています。私たち一人一人がその役割を全うすれば、世の中全体として良い状態ができあがります。
みんなが同じ価値観を持つことが良い状態ではありません。違うネイタルの人たちが、自分の役割を全うし、お互いを補い合うことで良い状態ができあがります。
お互いが自分にとってベストな状態で生きる（ネイタルで生きる）ことは、自然体で無理がありませんから、自然と楽しく幸せになります。幸せな状態は自分のネイタルを生きていることですから、世の中に対してしっかり役割を果たしていることになります。
ネイタルで生きることは、自分の舞台で自分を演じ切ることです。もちろん、その舞台とは、自信を持って堂々と幕を開けた【魔術師】の舞台です。
【世界】のカードはネイタルで生きれば必ず達成できること、ネイタルで生きることが世の中のために役立つこと、世の中のためにする役割であると教えてくれます。
絵の解説
月桂樹の輪に囲まれて裸の女性（両性具有者）が踊っています。四隅には獅子（火、右下）、牡牛（地、左下）、人（風、左上）、鷲（水、右上）がいます。
あなたは月桂樹に囲まれた舞台で踊っています。四隅にはこの世を司る天使たちがいます。自分の個性（ネイタル）を最大限に発揮することでこの舞台を手に入れました。自分を発揮して最高の舞台を創っています。
両性具有者であるあなたは、何でも生み出すことができます。手にした二本の棒は魔術師が持っていた魔法の杖です。自分の旅が【魔術師】の意図するものから始まったことを忘れてはいません。
【運命の輪】の四隅の天使たちは、自分が司っている元素のことを学んでいました。
そして自分を理解し、発揮できるようになったので、【世界】では自分を自分の色に染め上げています。
私たちの思考・行動はネイタルが基です。もし、四大元素のバランスを取ること、中庸が美徳なら、天使たちは自分を自分色に染め上げることはできません。
完成、達成は中庸になることでなく、自分自身を最大限活かし、自分を自分色に染め上げることで得られるます。
気づきのヒント
正位置
個性を発揮することが成功につながります
- ネイタルを理解し、それを発揮すれば、達成・完成できます。
- 望んでいるものを手にすることができます。しかしそれは所有、支配することではありません。自分の個性を発揮できるステージです。
- 達成された時こそ初心にかえることです。
逆位置
中途半端はいつまでもゼロです
- 中途半端な状態であきらめていませんか？ 不完全燃焼していませんか。自分を発揮しているでしょうか。
- 幸せな状態にならなければ、世の中に対して役割を果たせません。幸せになるためには自分に忠実になることです。ネイタル表を読みましょう。
