剣３の物語
良好な関係を築くために相手に合わせて振る舞っていましたが、自分の意見を主張しないまま、だんだん相手のペースに巻き込まれていきました。
あなたは自分がどうするべきなのかわかっていたのですが、表面上の関係は良いので、今までと違う行動を起こせずにいます。
「相手のペースに巻き込まれてだんだん苦しくなってきた。こんな苦しい関係は、もう終わりにするべきなんだけど･･･」
あなたは持っている剣を自分の心に突き刺して、我慢、忍耐を続けています。
しかし、その剣を最初に手にした時は、能動的にチャレンジし、自分の力で夢や理想を実現させることを決意していました。
どこかで決断をしなければ、持っている剣でどんどん自分を苦しめることになり、神経をすり減らすだけです。心に降る雨は、いつまでたってもやむことがありません。
【剣2】で自分の意見を主張しなかったあなたは、このカードでそれが苦しみとなり、大きな問題としてのしかかります。自分の意思と違う行動は今すぐやめなければならないのですが、表面化する試練が怖くて取るべき行動を起こせません。問題解決を先送りしているので、苦しみが続きます。
剣３のカードの教え
だれでもやっかいな問題、やりたくないことからは逃げたいものです。しかし、いつかは解決しなければならないのなら、先送りしている間は精神的な負担から逃れることはできません。
抱えている問題は、できるだけ早く解決させた方が、負担は少なくてすみます。問題解決に取り組んでいる最中や、解決の直後には、より大きな試練があるかもしれません。しかし、それを乗り越えれば心は軽くなり、新たな行動も起こしやすくなります。決断は早ければ早いほどストレスを抱える時間は短くなり、心が軽くなる時は早くやってきます。
抱えている問題は一刻も早く解決し、心の負担を軽くすることです。先送りに得はありません。
【剣3】のカードは抱えている問題を先送りすると、いつまでも心の痛みが消えないことを教えてくれます。
気づきのヒント
正位置
問題解決を先送りするといつまでも心の痛みは消えません
- 抱えている問題は一刻も早く処理しましょう。先送りは後々自分を苦しめます。
- 気にしていることをいつまでも気にしていると、いつまでたっても楽になりません。面倒でも、苦しくても解決に向けた行動を起こすことが大切です。
- 自分の意思と違う行動は、ストレスになります。
- 苦しい状態を続けないための決断です。
- 夏休みの宿題は7月中に終わらせましょう。
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