聖杯4の物語
グループに参加したあなたは、提供しあう仲間をどんどん増やしていきました。
熱心な活動を評価されて、仲間から多くのチャンスを与えてもらい、今ではなくてはならない存在です。
しかし、最近は経験したものばかりを与えられている気がして、不満を感じています。そしてある時ついに、仲間から差し出された聖杯を受け取りませんでした。
「どれもこれも、もう経験したよ。もっと刺激的なものはないのだろうか」
それは過去に手にした聖杯と、色も形もそっくりだったので、中にどのようなものが入っているのか想像がつきました。今まで与えられたものにさえ不満があるのに、同じようなものを受け取る意味はないと思えたのです。
しかしその聖杯は、あの時と同じように、夢や理想を実現させるために差し出された、大切な聖杯でした。
雲から出た聖杯。聖杯エースは右から、聖杯4は左から出ていることにも注目。(過去に差し出されたものと同一だと思っている)
聖杯4のカードの教え
新しく身につけたことが上達、発展していくのは嬉しいものです。最初の頃は貪欲に学ぼうとします。
ところがだんだん慣れてくると成長のスピードが緩み、惰性に陥ってきます。新しい課題を与えられても、過去に似たようなことを経験してきたので、「またこれかよ」と思って面倒になってくるのです。
しかし、人間関係でも仕事でも必要な時に必要な課題が与えられます。
それらは決して毎回同じではありません。ひとつひとつに意義があり、すべてを解決して、すべてを自分のものにできた時に大きく飛躍できます。
与えられた課題をすべて自分のものにすることは、達成への近道なのです。
目の前の課題を甘く見たり、面倒がったりすると、飛躍のチャンスを逃すことになります。
【聖杯4】のカードは与えられる課題すべてに意味、意義があることを教えてくれます。
気づきのヒント
正位置
与えられた課題はすべて自分のものにしましょう
- 新しい情報を否定していませんか。過去のに得たものとは違う、大切なものがそこにあるかもしれません。
- 不満があるのなら自分で解決するしかありません。
- 差し出されている愛情を素直に受け取っていますか。相手の愛に気づくことも大切です。
- 今までの男が悪かったからといって、今度の男も悪いとは限りませんョ。
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