小アルカナカードの数の意味

ウエイト版の数札には絵が描かれており、絵のイメージがそのままカードの意味になります。そのため数との関係は多少曖昧になっているようです。

下記に示すのはウエイト版の絵からの連想です。数秘学、カバラなどと一致しているわけではありません。参考程度にお考えください。

当サイトはスートごとに一つのテーマを持った物語として紹介していますが、数で横並びで見るのも興味深いと思います。

※大アルカナカードも追記してみました。すべての数字が大きく関係しているとは言いがたいですが、関連性を探るのもおもしろいかと思います。

 

1 スタート

1はものごとの始まりを表します。エースのカードはスタート時の気持ち、心構え、状況などを表します。

   

 

エースのカードの絵は各スートの特徴を描いています。棒は気軽なスタート、聖杯は穏やかなスタート、剣は強い意志が必要なスタート、金貨は安定のスタートかもしれませんし、安定とその先のスタートを表します。

棒・聖杯・剣・金貨 四つのスート
私たちの感情や行動を大まかに四つに分けたものがスートです(スート=suit(揃っている)複数形がスーツ) スートのイメージを自分に定着させることがタロット占い上達の第一歩です。 エースのカードを比較してスートの基本を考えてみましょう。 手元

 

大アルカナカード1 魔術師

テーブルの上に4つのスートが一つずつ並べられています。また、右手に持った棒と頭上の無限大のマークが1〜無限大まで有を制することを伝えています。手前の百合と薔薇は純粋と情熱の対比で、次の女司祭長のカードへの橋渡しになっているように思えます。

 

2 バランス(葛藤)

2は自分と相手です。2のカードは自分と相手の関係をどうしていくのか、また、自分の内面と外面との葛藤などを表します。

   

 

大アルカナカード2 女司祭長

白と黒の柱が葛藤を表しています。女司祭長のカードは一般的に知性を表すと言われていますが(TORAを持つ、司祭である)、感情を表す月やドレスの乱れ、幕に描かれたザクロや奥に広がる海などで次の女帝への橋渡し(処女から女性へ)をしているようです。

 

3 成長

3は自分と相手と第三者です。3のカードは人間関係がどんどん広がっていく過程で、自分と自分がかかわるグループが成長していくことを表します。

   

 

大アルカナカード3 女帝

手前の稲穂や遠方の森などに成長が描かれています。また、自分と相手(皇帝)と第三者(子ども)が描かれ、遠方の森から流れる水は女帝が創り出す世界(未来)が大きくなることを表しています。

 

4 中断、休止

1から始まった物語の区切りが4です。4のカードは各スートの特徴が一時中断、休止している状態です。しかしここが到達点ではありません。

   

 

大アルカナカード4 皇帝

全体的に赤系統の色で描かれた皇帝のカードは情熱や実行力を表していますが、今は座っています。戦いの前かもしれませんし、後かもしれません。いずれにしても次の戦略を練っているでしょうし、既に尖兵を送り出しているかもしれません。

 

5 ワンステップ上のための自己修正

安定している状態からさらに上を目指した時、自らの限界を打ち破ることや、外と戦うことが必要となります。5のカードはワンステップ上を目指すのに必要な自己修正を表します。

   

 

大アルカナカード5 司祭長

Lyrical Cards では各カードの意味を絵から導き出した物語を通してわかりやすく解説していますが、司祭長のカードは手前の二人の信者を主人公にした物語になっています。ワンステップ上に進むための自己修正として司祭長から説教を受けています。この司祭長は1〜4まですべてを受け継いでいます。

  1. 魔術師のカードに描かれていた薔薇と百合。左手に持っている棒(ただし、ポーズが違っている)。
  2. 女司祭長のカードに描かれていた門。それを開ける鍵も一対(二個)描かれている。
  3. 三段冠(教皇冠)
  4. 皇帝のカードと同じ赤い衣装。赤の絨毯。

 

6 過去の結果

5のカードまでの結果が6です。高めたものをどのように活かすのか、失敗した原因は何かなど、過去の結果を6のカードは表しています。

   

 

大アルカナカード6 恋人たち

エデンの園をモチーフに描かれた恋人たちのカードは、まさに過去の結果を表しているようです。

 

7 意外性

7のカードは意外性を表します。自分の思い通りにならなかった時、どのように対処していけばよいのかのヒントを7のカードは教えてくれています。

   

 

大アルカナカード7 戦車

戦車のカードは若者の気持ち(意外性)を葛藤として描かれています。進まなければならないのにスフィンクスが止まっている。ベルトが曲がっている。下半身が戦車と一体化している。遠い町並みなど、出陣自体がそもそも意外だったのかもしれません。

 

8 変化

8のカードは気持ちの変化、心変わり、状況の変化などを表します。

   

 

大アルカナカード8 

ウエイト版のタロットカードの8番は力(STRENGTH)ですがマルセイユ版は11番でタイトルもFORCEです。FORCEは外に向かって実際に行使された物理的な力で、軍事力にも使われます。一方STRENGTHは自分の中に備えられている力、うちに秘められた力を表します。(参考サイト
ウエイト版の力のカードはライオンの心の変化を表しているのかもしれませんし、戦車から引き継いだ戦いの心の変化を表しているのかもしれません。(戦車の若者がライオンか。情感は皇帝か、力の女性か?)

 

9 登竜門、目指すところ

9は各スートの達成の一つ手前にあたります。達成の前に通らなければならない、ここを経ることで達成し、次のステージに向かうことができる場所です。

   

 

大アルカナカード9 隠者

隠者は山頂に立って過去を振り返っています。次の運命の輪のカードで一つのサイクルが完成します。

 

10 達成と次のステージへ

10はそのスートの完成と次のスートへの橋渡しです。タロットの世界に終わりはありません。10のカードは次のステージへの入り口になります。

   

 

大アルカナカード10 運命の輪

運命の輪のカードは四隅に四大元素(火・土・風・水=4つのスート)が描かれています。このカードで完成しますが、輪が回っているように(ROTA)次のステージへの入り口です。

二巡目の達成と次のステージを表す20審判のカードと、最終的な完成・達成を表す世界のカード。