聖杯7の物語
「みんなが与えてくれたものが全部違うなんて、気づかなかった。中に何が入っているのか最初からわかっていれば、全部受け取れたのに」
「きれいな花束で飾られていれば、ちゃんとわかったのに」
あなたは夢の中で、今までのことを思い出しています。
最初から聖杯の中身が違うとわかっていれば、自分に必要なものだとわかるようにきれいに飾られていればちゃんと受け取れたのに… と思っています。
するとその時、目の前にたくさんの聖杯が並びました。聖杯の中身はきちんと見えており、ひとつひとつ違った魅力をあなたにアピールしています。
「おぉ! どれもこれも魅力的なものばかりだ! でも、どれを選べば良いのだろう」
迷った末。魅力的に見えないひとつの聖杯を除いて、全部を取りました。
魅力的に見えないその聖杯は光を放っていましたが、あなたはそれに気づきませんでした。
【聖杯6】までのあなたは、自分に必要なものだとわかるようにきれいに飾られていなかったから、受け取れなかったと思っていました。
このカードでは外見が良いものをすべて取ります。外見に惑わされて必要なものを選ぶことができません。
このカードでは外見が良いものをすべて取ります。外見に惑わされて必要なものを選ぶことができません。
聖杯7のカードの教え
世の中には数多くのものや情報があふれています。夢や理想を実現させるためには、本当に必要なものを選択しなければなりません。
しかし、表面上の可憐さに惹かれてしまうと本当に必要なものを選ぶことができなくなってしまいます。また、必要なものと心地よいものが一致するとは限りませんし、世間の評価と一致するとも限りません。
なんとなく楽しそうだから、世間の評価が高いから、という基準でものごとを決めていたら自分にとって本当に必要なものを選択することはできません。
【聖杯7】のカードは外見や世間の評価に惑わされずに、自分にとって本当に必要なものを選ぶ大切さを教えてくれます。
気づきのヒント
正位置
外見や世間の評価に惑わされると、本当に必要なものは見えません
- 外見や世間の評価に惑わされていたら、本当に必要なものに気づけません。
- たくさん追いかけていると、本当に必要なものがわからなくなります。
- 大切なものは、本質。見えていないものを見抜く力。
- ハンサムな彼、資産・不動産をたくさん持っている彼、プレゼントをたくさんくれる彼、肩書きが良い彼、ちょっと怪しい雰囲気が魅力的な彼、遊び上手な彼、だれを選択しますか?
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